桑名を散策中に見つけた何気ない石碑…そこには「三重県電話発祥の地」の文字が!
電話の歴史と共にナゼ三重県内では桑名が最初に電話がつながったのか?調べてみました。
桑名が三重県電話発祥の地!
三重県での電話発祥の地は桑名市
ふらふらと桑名を散策中に見つけた「三重県電話発祥の地」とかかれた石碑。
その石碑の横には詳しい説明がされていました。
明治33年4月1日、桑名吉津屋町に名古屋電話交換局桑名支局が設立され、88名のお客様により三重県で初めて電話交換業務が開始されました。
石碑横の看板より
この石碑は三重県桑名市京町(桑名市博物館前)にあります。
発祥の地だったのはこれを見るまで知りませんでした…!
名古屋電話交換局からきているので、三重県では名古屋に1番近い桑名に支局が設立されたんだと思います。
全国で初めての電話発祥の地は?
三重県での電話発祥の地は桑名市ですが「東京~横浜」でサービスを開始したのが日本で最初の電話とされています。
東京~横浜の電話が明治23年にサービスを開始しているので、約10年かかって三重県に初めて電話が来ました。
三重県に電話が来るまで時間がかかっているんやね(゚Д゚;)
電話が来る前は電信
電話が来る前はモールス信号などの電信で連絡を取っていました。
三重県での電信発祥地は四日市です。
明治9年から四日市で電信のサービスを開始し、その流れで桑名にも電信局が設けられました。
電話は桑名が最初やけど、電信は四日市が最初だったんやね!
今では当たり前の電話も、日本にやってきて150年ほどしか月日が経っていない事に驚きました!
ペリーが来航したときに持ってきた電信から電話に変わり、令和では電話は持ち運べる時代となりました。
便利にしてくれてありがとう、感謝。
参考サイト
★電信・電話の発達と世界初の無線電話
★ペリー提督が献上したエンボッシング・モールス電信機